国会で審議中の安全保障関連法案について
「違憲でないという著名な憲法学者もたくさんいる」(菅官房長官)
vs
「日本の憲法学者は何百人もいるが、(違憲ではないと言うのは)2、3人。(違憲とみるのが)学説上の常識であり、歴史的常識だ」
(小林節・慶應義塾大学名誉教授)
☆菅さん、そんな学者、「たくさん」いませんよ。しかも「著名」じゃないし。
☆「違憲ではないと言うのは2、3人」(も)いる、と小林名誉教授が言うので驚いて調べたら、「正論」とかという雑誌系の3人。あぁ、そっち系の3人のみね。
☆この3人は、小林名誉教授の言葉をお借りすれば、「学説上の常識」かつ「歴史的常識」のない3人ということになる。政治論はどうぞご自由に、だが、憲法論として、到底、採用することはできない。
で、大多数の憲法学者の見解と最近の動きは下記のとおり。
憲法研究者ら廃案声明に171人
東京新聞2015年6月4日
国会で審議中の安全保障関連法案は憲法九条に反し、「戦争法案」と呼ばれていることには十分な根拠があるとして、憲法研究者のグループが廃案を求めて三日に発表した声明は、計百七十一人が呼び掛け人と賛同人に名を連ねた。賛同人はさらに増える見通しで、グループは「全国の憲法研究者が危機感を抱き、これだけの人々が名前を出していただいた」と話している。
【呼び掛け人】 =敬称略
愛敬浩二(名古屋大教授)青井未帆(学習院大教授)麻生多聞(鳴門教育大准教授)飯島滋明(名古屋学院大准教授)石川裕一郎(聖学院大教授)石村修(専修大教授)植野妙実子(中央大教授)植松健一(立命館大教授)浦田一郎(明治大教授)大久保史郎(立命館大名誉教授)大津浩(成城大教授)奥野恒久(龍谷大教授)小沢隆一(東京慈恵医科大教授)上脇博之(神戸学院大教授)河上暁弘(広島市立大准教授)君島東彦(立命館大教授)清末愛砂(室蘭工業大准教授)小林武(沖縄大客員教授)小松浩(立命館大教授)小山剛(慶応大教授)斉藤小百合(恵泉女学園大教授)清水雅彦(日本体育大教授)隅野隆徳(専修大名誉教授)高良鉄美(琉球大教授)只野雅人(一橋大教授)常岡(乗本)せつ子(フェリス女学院大教授)徳永貴志(和光大准教授)仲地博(沖縄大学長)長峯信彦(愛知大教授)永山茂樹(東海大教授)西原博史(早稲田大教授)水島朝穂(早稲田大教授)三宅裕一郎(三重短期大教授)本秀紀(名古屋大教授)森英樹(名古屋大名誉教授)山内敏弘(一橋大名誉教授)和田進(神戸大名誉教授)渡辺治(一橋大名誉教授)
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